2026年4月25日 - JOURNAL
「最初の見積もりより、最終的にかなり高くなってしまった。」リノベーションでよく聞くトラブルです。なぜこういうことが起きるのか、そしてどうすれば防げるのか。正直にお伝えします。
最も多い予算オーバーの原因が、これです。壁を開けて初めてわかるシロアリの被害。柱や梁の腐食、断熱材の著しい劣化、配管の老朽化。見た目は問題なさそうでも、解体すると想定外の状態だった――築年数のある建物では、珍しくないことです。これは「手抜き工事」ではなく、ある程度起こりうる前提として考えておくべきものです。
対策は2つあります。ひとつは、購入前にインスペクション(建物調査)を行い、リスクをできるだけ事前に把握すること。もうひとつは、予算に10〜15%程度の予備費を組んでおくことです。
工事が始まってから「やっぱりここも変えたい」という変更・追加が積み重なるケースです。ひとつひとつは小さくても、合計すると数十万〜百万円単位になることがあります。
「迷ったまま、とりあえず着工」が一番危険です。工事が始まると、現場は動き続けます。変更のたびに職人の手が止まり、材料が無駄になり、費用が積み上がる。決められることは着工前にすべて決める。これが、予算を守る唯一の方法です。
「内装リノベで○○万円」という見積もりに、何が含まれていて何が含まれていないかが、明確でなかったケースです。設備の処分費・廃材の撤去費・仮設工事費・諸申請費用などが、別途になっていることがあります。見積もりを受け取ったら、「この金額に含まれないものは何ですか」と必ず確認してください。
物件を先に購入してから、リノベ会社に相談するケースで起きやすいパターンです。購入前に「このくらいでリノベできる」と自分なりに計算していたものの、いざ調査すると耐震補強や給排水の全面更新が必要だった――そういうことがあります。物件を決める前に、リノベ会社に相談する。ティーズでは物件購入前の段階からご相談をお受けし、「この物件に、この予算は現実的か」を一緒に確認できます。
・見積もりに含まれない費用は何か
・解体後に追加費用が発生した場合の対応フロー
・変更・追加が発生した場合の費用の決め方
・予備費として、どのくらい手元に残しておくべきか
この4点を最初に確認しておくだけで、「話が違う」というトラブルのほとんどは防げます。
見積もりに何が含まれ、何が含まれないか。それを最初の段階で明確にします。「後から増えた」という状態にしないために、物件の状態確認と予算の組み方を、丁寧にすり合わせます。「見積もりをもらったけれど、これで合っているか不安」という方のセカンドオピニオンも、お受けしています。お手元に見積もりがあれば、含まれている費用・含まれていない費用まで、一緒に読み解きます。
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