2026年5月5日 - JOURNAL
「リノベで、家の寿命を縮めることってあるんですか?」
あります。構造や水回り、配管など、知らずに工事を進めることで建物に影響することがあります。
でも、リノベーションで気をつけたいのは工事そのものだけではありません。予算を決めずにやりたいことを増やしてしまうのも、よくある失敗のひとつです。
ここでは、リノベーションを考えるときに「やってはいけないこと」を4つお伝えします。
「LDKを広くしたい」というご希望は、リノベーションではよくあります。ただし、既存住宅の壁や柱は、すべて自由に撤去できるわけではありません。
建物を支える柱や梁、地震の力に抵抗する壁など、構造上重要な部分があります。間取りを大きく変える場合は、既存図面や現地の状態を確認し、必要に応じて構造を検討したうえで計画することが大切です。
抜けない柱があれば、それを生かして空間を考える。必要なら補強方法を検討する。リノベーションでは、今ある構造を読みながら間取りを考えます。
キッチン・浴室・トイレ・洗面などの水回りは、完成すると見えなくなる部分に注意が必要です。
給排水管の接続、下地の状態、浴室の防水や止水など、表面をきれいにしただけでは分からない部分があります。特に古い住宅では、解体して初めて腐食や漏水跡が見つかることもあります。
水回りのリノベーションでは、設備や仕上げだけでなく、その先に隠れてしまう部分をどう施工するかも大切です。
古い建物の配管(給排水・ガス)をそのまま流用すると、数年後にトラブルが発生することがあります。特に鉄管・鉛管など古い素材の配管は、早めの交換が望ましい。「まだ使えそうだから触らない」という判断が、入居後のトラブルにつながることがあります。壁や床を大きく開ける工事では、普段は見えない配管を確認できる機会にもなります。配管の材質や施工時期、劣化状態などを確認し、そのまま利用するものと交換するものを判断することが大切です。
リノベーションは、どこまで手を入れるかによって金額が大きく変わります。
水回りを新しくして、床や壁をきれいにする。
間取りを変える。
窓や断熱まで改修する。
耐震性能まで見直す。
すべてを行う必要はありません。
たとえば予算が500万円なら、水回りや内装を優先するという選択があります。断熱改修まで行わなくても、今困っていることを改善し、暮らしやすくするリノベーションはできます。
一方で、建物全体の性能まで向上させようとすれば、それだけ工事範囲も予算も大きくなります。
大切なのは、最初から全部を求めることではなく、限られた予算をどこに使うかを決めること。
ティーズでは、ご予算と希望する工事内容を聞きながら、「今回はここまでやる」を一緒に整理します。
リノベーションは、すべてを新しくする工事ではありません。
水回りと内装を中心にきれいにするリノベーションもあれば、間取りを大きく変えるリノベーション、断熱や耐震まで見直す性能向上リノベーションもあります。
どれかが正解ということではありません。
大切なのは、限られた予算をどこに使うか。
ティーズでは、何でも新しくすることや、すべての性能を上げることを前提にはしていません。
今ある建物とご予算、ご希望を見ながら、どこに手を入れるのが一番いいのかを考えます。
それぞれの予算に、それぞれのリノベーションがあります。
▶ 今の建物と予算で、どこまでできるか相談してみませんか