2026年4月29日 - STEP3|費用・お金
「中古物件の購入とリノベーション費用は、まとめてローンを組めますか?」これも、よくある質問です。結論から言うと、まとめて借りることはできます。ただし、ローンの種類によって条件が変わります。ここでは、知っておくべきローンの基本と、実際の選び方をお伝えします。
リノベーションローンは、工事費用に特化した目的別のローンです。金利はやや高め(変動で1.5〜5.0%台のケースが多い)で、借入期間は比較的短く(10〜15年程度)、無担保で借りられる商品もあります。
一方の住宅ローンは、土地・建物の購入を対象とした、不動産担保付きのローンです。金利が低く(変動で0.5%前後〜)、借入期間が長い(最長35年、一部に50年ローンもあり)のが特徴ですが、審査の条件は厳しくなる傾向があります。
物件購入費とリノベーション費用をひとつにまとめる方法として、「住宅ローン(リフォーム一体型)」があります。物件購入費とリノベ工事費を合算し、低金利・長期返済の住宅ローンで組む方法です。ただし、いくつか条件があります。
・物件の担保評価が一定水準以上であること
・リノベ後の建物価値が、融資額をカバーできること
・工事費の見積もりが確定していること(着工前に申請が必要)
物件と工事費を別々のローンで組むより、トータルの金利負担が少なくなるケースが多いです。
金利水準は、変動・固定とも時期によって変動します。近年は固定金利を中心に上昇傾向が続いていますが、具体的な数値は金融機関や時期によって異なります。最新の金利は、ご検討のタイミングで金融機関にご確認ください。
フラット35は、全期間固定金利の住宅ローンです。「金利が上がるリスクを負いたくない」という方に向いています。中古住宅の購入にも利用できますが、建物の技術基準を満たしていることが条件です。リノベーションと組み合わせる「フラット35リノベ」という制度もあり、省エネ・耐震などの基準を満たすリノベを行うことで、金利が一定期間引き下げられる仕組みがあります。
金利だけで比較しないことです。借入期間・諸費用・団体信用生命保険の条件・繰り上げ返済の手数料。これらを総合的に見て、自分に合うローンを選ぶ必要があります。
審査には「物件の状態」も影響します。築年数が古い物件は担保評価が低くなり、希望額を借りられないこともあります。物件選びとローン計画は、セットで考えることが重要です。
ローンは「借りられるかどうか」だけでなく、「無理なく返せるかどうか」が大切です。月々の返済額・総返済額・手元に残しておくべき資金。資金計画の全体を見て、正直にお伝えします。物件価格と工事費の目安が分かれば、無理のない毎月の返済額を、その場で試算します。
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