ページ上部へ戻る
© 2026 ティーズオールワークス All Rights Reserved.
ページ上部へ戻る

No.23 30坪の家でも広く感じる、リノベーションの間取りと収納

2026年5月15日 - JOURNAL

「30坪くらいの家だと、家族で暮らすには狭いですか?」

中古住宅や実家のリノベーションを考えている方から、そんなご相談をいただくことがあります。

でも、同じ30坪でも、広く感じる家と狭く感じる家があります。

リノベーションでは、建物そのものを大きくするより、今ある30坪をどう使い直すかを考えることが大切です。

細かく区切られた部屋、長い廊下、使われていない和室、置き場所の決まっていない家具。

今の暮らしに合わなくなった部分を整理するだけでも、同じ面積の家が大きく変わることがあります。

リノベーションは「面積を増やす」より「使い方を変える」

昔の住宅には、細かく部屋が分かれていたり、廊下が多かったり、今ではあまり使わない部屋が残っていることがあります。

だからといって、すべての壁を取り払えば広くなるわけではありません。

構造上残さなければならない壁や柱もあります。

大切なのは、今の建物を確認しながら、

残す場所、変える場所、つなげる場所を整理すること。

例えば、ほとんど使っていない和室をLDKにつなげる。

廊下の一部を収納や居室に取り込む。

分かれていたキッチンとダイニングを一つの空間として使う。

同じ30坪でも、今の家族に必要な場所へ面積を使い直すことで、感じる広さは変わります。

「視線がどこまで届くか」で、広さは変わる

人が感じる広さは、床面積だけでは決まりません。

大きく影響するのが、視線の抜け方です。

リビングに入ったとき、壁までしか見えないのか。

その先のダイニングや窓まで見えるのか。

さらに窓の外まで視線が続くのか。

それだけでも空間の印象は変わります。

新築なら窓の位置から考えることができますが、リノベーションでは既存の窓を生かすという考え方も重要です。

今ある窓から入る光や景色を見ながら、家具や壁の位置を考える。

新しくつくることだけではなく、今あるものをどう生かすか。

これもリノベーションで広さをつくる方法です。

抜けない柱や壁を、邪魔者にしない

「この柱、取れませんか?」

間取り変更を考えていると、よく出てくる話です。

もちろん撤去できる場合もありますが、構造上残した方がいい柱や壁もあります。

そんなとき、無理に隠したり撤去したりするだけが答えではありません。

柱を境にダイニングとリビングをゆるく分ける。

柱に合わせて収納や家具をつくる。

残した壁をテレビや棚の場所として利用する。

取れないものを、どう使うか。

制約を避けるのではなく、空間の一部として生かすことで、リノベーションらしい間取りになることがあります。

天井は「高くすれば広くなる」とは限らない

既存住宅では、天井裏に梁や配線、配管、断熱材などが入っていることがあります。

そのため、天井を撤去すれば簡単に高くできるとは限りません。

既存の梁を見せる場合でも、電気配線や断熱、下地、仕上げなどを含めて検討する必要があります。

だからティーズでは、天井高だけで広さを考えません。

既存の高さを生かしながら、視線の抜けや照明、壁や家具とのバランスを考える。

場合によっては一部だけ天井を変える。

高くすることが目的ではなく、空間に合った高さをつくること。

リノベーションでは、今ある建物を見ながら判断します。

収納は「多さ」より「今の暮らしに合っているか」

昔の住宅にも、押入れや物入れはあります。

それでも「収納が足りない」と感じることがあります。

問題は、収納の量だけではありません。

今の暮らしと、収納の場所が合っていないことがあります。

布団を入れるためにつくられた大きな押入れがある一方で、掃除機を置く場所がない。

玄関には靴があふれているのに、使っていない収納が別の部屋にある。

そんなことも珍しくありません。

リノベーションでは収納を増やすだけでなく、

今ある収納を、今の暮らしに合わせて使い直す

という考え方ができます。

使える収納は残す。

使いにくい収納はつくり替える。

必要なら新しくつくる。

面積を収納だけに使いすぎないことも、限られた広さを生かすためには大切です。

家具を置いた状態で、間取りを考える

図面では広く見えたLDKが、ソファとダイニングテーブルを置いたら思ったより狭かった。

これはリノベーションでも起こります。

大切なのは、「LDKが何畳あるか」だけではありません。

どのくらいのソファを置くのか。

ダイニングテーブルの後ろを人が通れるのか。

収納扉を開けられるのか。

テレビとの距離はどうか。

家具を置いた後に、どれだけ余白が残るのか。

新築では、家具から逆算して間取りそのものをつくることができます。

一方、リノベーションでは、既存の柱や壁、窓などを確認しながら、その建物に家具をどう納めるかまで考える。

同じ「家具まで考える」でも、新築とリノベーションでは考える順番が少し違います。

30坪のリノベーションで考えたいこと

30坪という数字だけで、「狭い」「広い」を決める必要はありません。

例えば、

  • 使っていない部屋を、今の暮らしに必要な場所へ変えられないか
  • 細かく分かれた部屋を、構造を確認しながらつなげられないか
  • 廊下やホールを別の用途にも使えないか
  • 既存の窓から入る光や景色を生かせないか
  • 抜けない柱や壁を、家具や収納と組み合わせられないか
  • 今ある収納を、本当に使いやすい場所へ変えられないか
  • 家具を置いた後にも、十分な動線が残るか

こうしたことを一つずつ考えていく。

面積を増やすのではなく、使えていない面積を減らしていく。

これが、リノベーションで今ある家を広く使うための考え方です。

ティーズからひとこと

リノベーションでは、新築のように何もないところから間取りをつくるわけではありません。

柱も、梁も、窓も、階段も、今ある建物が出発点です。

だからこそ、

「この柱が邪魔だから取ろう」

「この部屋が狭いから広げよう」

だけではなく、

今あるものを、どう使えば暮らしやすくなるか。

そこから考えることが大切だと思っています。

30坪だから狭いとは限りません。

今は使われていない場所や、暮らしに合わなくなった間取りを整理すると、同じ30坪でも感じ方は変わります。

そして最後は、家具を置いて、人が暮らす。

ティーズでは建物だけでなく、家具まで置いた状態を考えながら、今ある家の使い方を一緒に考えます。

▶ 今の家を、もっと広く使えないか相談してみませんか

公式ライン
LINEで相談 気軽に聞いてみる リノベ相談・問い合わせ 無料で相談してみる