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〒370-0072 群馬県高崎市大八木町906-1
群馬県でリノベーションや新築住宅はティーズオールワークスへ
2024年、新年あけましておめでとうございます。
3年ぶりのブログ更新となりますが少々お付き合いください。
2020年7月を最後にブログの更新ができませんでした。
お客様や関係会社の方々から「ホームページの更新ないけど大丈夫?!」というような心配のお声を多々頂きましたが、本当に忙しく激動の3年でした(言い訳5割)。
会社総業50年
1972年12月10日に㈱環境衛生保全対策センターとして創業し、今年で50年目になります。
私で4代目(祖父→父親→母親→私)となる中々の老舗だと思いますが、建築工事である「リフォーム、リノベーション」は2011年6月より本格的にスタートし、2019年から新築住宅を手掛けるようになりました。
新築モデルハウススタート
2022年5月に、上毛新聞主催の「コンセプトホーム-リアルサイズハウス」に2棟モデルハウスを出展致しました。
弊社運営の「T’s GAREGE FURNITURE(ティーズガレージファニチャー)」のコンセプトである「ミッドセンチュリー、インダストリアル」デザインをオマージュしてインテリアコーディネートしたモデルハウスは、来場されるお客様から「デザインが他とは違う!」「こんなデザイン見たことない!」等の嬉しいお言葉を頂き、他社工務店様からは「窓フィルム貼ってるんですか?」「キッチンのメーカーどこですか?」「全館空調はどこを使ってるんですか?」等の質問もよくありました。
企画住宅、注文住宅等の新築工事はこちら
オーダー家具、ソファー、テーブル、照明、ラグ等はこちら
建築デザインのこだわりについて
2011年当初、私の建築デザインは「海外インテリア」を参考にしていたので、これかっこいいな、使いたいなと思っても、まだ日本のメーカーではリリースしていない建材が多く、例えば黒い換気扇、黒い排水管等塗装したり、黒いキッチンも当時どのメーカーも無く、最悪塗っちゃおうかなと思いながら調べていたら「IKEA」がマットブラックのキッチンをリリースしていたので採用しました。
今でこそ当たり前になった「LIXILのビンティア」、「LIXILのSATIS」、「ケイミューのSOLIDO 」、「ニッタイ工業のBent タイル」等は群馬県では一番早く使っていたと思います。
「GRAFTEKT」もメーカーに確認するとまだ群馬県での工務店での採用は無いとの事でしたので即工務店登録をしました。
このように「群馬県内の工務店が採用していないデザイン」を心掛けて、常にアンテナをはっています(同業者からすると変なこだわりがあります)
数々の失敗について
生意気な事を沢山言いましたが、こちらの不注意でお客様を怒らせてしまったり、元請け会社さんにご迷惑をおかけしたことも多々あります。
「リノベーション工事の相見積もり」のお客様に対して「良かれと思ってのアドバイス」が逆に「こちらの要望が入っていない」、「あなたの常識はおかしいのでは?」等と言われ、「相見積もりで契約前の段階で何故そこまで言われないといけないのか?」と伝えてしまい「決裂」となりましたが、今思えば「私の言い方、提案の仕方」をもっと工夫できたのかなと思っています。
何度もリフォーム工事や外構工事を頂いている大切なお客様に対しては「工期を守らない、クオリティーが低い、結局寸法間違えでオーダー家具は入らない」と絶対にやっては行けないミスを冒しました。 お怒りのお客様に対して「言い訳」をしてしまい、謝罪も受け入れて頂けない状況にまでなってしまいました。
本当に申し訳ございませんでした。
このような失敗を今後起こさないように、ほうれんそう(報告、連絡、相談)やタイムスケジュールの管理、クオリティー管理を徹底して行きます。
自社施工について
2016年頃から「何れ社員だけでリノベーション工事、新築工事ができるように」を目標に、「自社施工」を目指し、協力業者だった「一人親方」を口説き社員になってもらったり、紹介から社員になりたいと言ってもらった「一人親方」が集まり、「設備工事、内装工事、塗装工事、大工工事、解体工事、造作家具」等が自社施工出来るようになり、それを「会社の売り」にしていましたが、上手くいきませんでした、、、
当初私の考えは、「ハウスメーカーも中堅工務店も、自社施工ではなく、工事丸投げの営業会社だよね?」と本気で思っていました。
他社が出来ない「自社施工」を売りにすれば、余計なマージン(紹介料や中抜き)が無くなり、工事のクオリティーが上がり、工期も短縮出来るはず!結果お客様へ建築費用を安価に提供できる為、良い事しかないよね?
と言う思いでしたが、現実は、現調、見積、施工、請求を自分で行っていた元一人親方の社員は、サラリーマンになると考えが変わるようで(気持ちはわかります)、工事のクオリティーが落ちました。
それを指摘すると、「そこまで拘るんだったら自分でやればどうですか?」。
私が見積を作るのですが、工期はどのくらいかかるかな?と聞くと「やってみないとわからないです」や、あれ?工期明日だけど終わるの?と聞くと「無理ですね」等、サラリーマンなら許されるかもしれないですが、一人親方であった個人事業主時代はそんなこと言わないよね?というような事が多々ありました。
朝9時頃に私が現場に行くと、工事をしているはずの、社員(元一人親方)がいない。
理由を聞くと「調子が悪かったので、コンビニのトイレ行ってました」(心の中で仮設トイレあるじゃん?)
午後16時頃に現場に行くと、社員(元一人親方)がいない。
携帯へ連絡をすると「今日は朝7時から仕事をしていたので、16時に帰りました」(心の中でタイムカード押してないじゃん?)
建築資材の納品があり、配達の方へ、現場にうちの社員(元一人親方)がいるので、渡しておいてくださいと伝えると、配達の方から「現場誰もいないんですがどうします?」と言われ、社員(元一人親方)に連絡すると、「お昼休みしないで工事していたので、今昼飯に出てました。すぐ現場戻ります」。
後日別の外注さんに確認をすると「あの社員(元一人親方)さん、休憩長いし、お昼長いし、社長や会社への愚痴すぐ言うし、注意したほうがいいよ」と言われましたが、それを指摘することにより「じゃー辞めますよ!」と言われそうで、「何れ社員だけでリノベーション工事、新築工事ができるように」の目標のタイムロスになると思い、言わずにただただ堪える日々でした。
そんな「堪える日々」が2年近く過ぎると社員(元一人親方)の一人から給料を上げてくれないですか?と言われ、「今のままの売り上げでは給料を上げる事はできないので、もっと効率を考え売り上げを気にしてくれませんか?」と伝えると、「これ以上は無理です。だって精一杯頑張ってますもん!」
「それではあなたよりも売り上げを上げている若い社員に顔向けができないので無理です」と伝えると「では退職します」
その社員(元一人親方)を皮切りに、最大で11人居た職人社員も全員辞め、現在(2024年1月)では、建築社員4人でハウスクリーニングと内装工事の自社施工を行っています。
あれほど拘った、「何れ社員だけでリノベーション工事、新築工事ができるように」はあきらめ(方向転換)、決まった協力業者さんと一緒にリノベーション工事、新築工事を受注して任せるベキ事は、協力業者さんに依頼する。
結果、工期の短縮(タイムコントロール)、工事内容(クオリティーコントロール)、金額(コストコントロール)が以前よりも格段にパワーアップしたように感じています。
ハウスメーカーや他社工務店は「自社施工ができない」のではなく、「効率が悪いからやらない」が正解だったのかもしれません。
「自社施工」を否定している訳ではなく、私には無理だったというお話です。
2024年のビジョン
久しぶりの投稿が長くなってしまいましたが、今後のビジョンとして「T’s GAREGE FURNITURE(ティーズガレージファニチャー)の世界観(デザイン、インテリアコーディネート)」×「ティーズオールワークスの下請けの経験+自社施工時代の失敗を糧とした現場管理、アフターフォロー」を売りに中古物件のリノベーション工事、店舗、オフィスの改装、新築規格住宅、新築注文住宅等を提供して行けるように、さらに進化できるように精進して行きたいと思います。
24/01/10
19/10/02
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2024年、新年あけましておめでとうございます。
3年ぶりのブログ更新となりますが少々お付き合いください。
2020年7月を最後にブログの更新ができませんでした。
お客様や関係会社の方々から「ホームページの更新ないけど大丈夫?!」というような心配のお声を多々頂きましたが、本当に忙しく激動の3年でした(言い訳5割)。
会社総業50年
1972年12月10日に㈱環境衛生保全対策センターとして創業し、今年で50年目になります。
私で4代目(祖父→父親→母親→私)となる中々の老舗だと思いますが、建築工事である「リフォーム、リノベーション」は2011年6月より本格的にスタートし、2019年から新築住宅を手掛けるようになりました。
新築モデルハウススタート
2022年5月に、上毛新聞主催の「コンセプトホーム-リアルサイズハウス」に2棟モデルハウスを出展致しました。
弊社運営の「T’s GAREGE FURNITURE(ティーズガレージファニチャー)」のコンセプトである「ミッドセンチュリー、インダストリアル」デザインをオマージュしてインテリアコーディネートしたモデルハウスは、来場されるお客様から「デザインが他とは違う!」「こんなデザイン見たことない!」等の嬉しいお言葉を頂き、他社工務店様からは「窓フィルム貼ってるんですか?」「キッチンのメーカーどこですか?」「全館空調はどこを使ってるんですか?」等の質問もよくありました。
企画住宅、注文住宅等の新築工事はこちら
オーダー家具、ソファー、テーブル、照明、ラグ等はこちら
建築デザインのこだわりについて
2011年当初、私の建築デザインは「海外インテリア」を参考にしていたので、これかっこいいな、使いたいなと思っても、まだ日本のメーカーではリリースしていない建材が多く、例えば黒い換気扇、黒い排水管等塗装したり、黒いキッチンも当時どのメーカーも無く、最悪塗っちゃおうかなと思いながら調べていたら「IKEA」がマットブラックのキッチンをリリースしていたので採用しました。
今でこそ当たり前になった「LIXILのビンティア」、「LIXILのSATIS」、「ケイミューのSOLIDO 」、「ニッタイ工業のBent タイル」等は群馬県では一番早く使っていたと思います。
「GRAFTEKT」もメーカーに確認するとまだ群馬県での工務店での採用は無いとの事でしたので即工務店登録をしました。
このように「群馬県内の工務店が採用していないデザイン」を心掛けて、常にアンテナをはっています(同業者からすると変なこだわりがあります)
数々の失敗について
生意気な事を沢山言いましたが、こちらの不注意でお客様を怒らせてしまったり、元請け会社さんにご迷惑をおかけしたことも多々あります。
「リノベーション工事の相見積もり」のお客様に対して「良かれと思ってのアドバイス」が逆に「こちらの要望が入っていない」、「あなたの常識はおかしいのでは?」等と言われ、「相見積もりで契約前の段階で何故そこまで言われないといけないのか?」と伝えてしまい「決裂」となりましたが、今思えば「私の言い方、提案の仕方」をもっと工夫できたのかなと思っています。
何度もリフォーム工事や外構工事を頂いている大切なお客様に対しては「工期を守らない、クオリティーが低い、結局寸法間違えでオーダー家具は入らない」と絶対にやっては行けないミスを冒しました。
お怒りのお客様に対して「言い訳」をしてしまい、謝罪も受け入れて頂けない状況にまでなってしまいました。
本当に申し訳ございませんでした。
このような失敗を今後起こさないように、ほうれんそう(報告、連絡、相談)やタイムスケジュールの管理、クオリティー管理を徹底して行きます。
自社施工について
2016年頃から「何れ社員だけでリノベーション工事、新築工事ができるように」を目標に、「自社施工」を目指し、協力業者だった「一人親方」を口説き社員になってもらったり、紹介から社員になりたいと言ってもらった「一人親方」が集まり、「設備工事、内装工事、塗装工事、大工工事、解体工事、造作家具」等が自社施工出来るようになり、それを「会社の売り」にしていましたが、上手くいきませんでした、、、
当初私の考えは、「ハウスメーカーも中堅工務店も、自社施工ではなく、工事丸投げの営業会社だよね?」と本気で思っていました。
他社が出来ない「自社施工」を売りにすれば、余計なマージン(紹介料や中抜き)が無くなり、工事のクオリティーが上がり、工期も短縮出来るはず!結果お客様へ建築費用を安価に提供できる為、良い事しかないよね?
と言う思いでしたが、現実は、現調、見積、施工、請求を自分で行っていた元一人親方の社員は、サラリーマンになると考えが変わるようで(気持ちはわかります)、工事のクオリティーが落ちました。
それを指摘すると、「そこまで拘るんだったら自分でやればどうですか?」。
私が見積を作るのですが、工期はどのくらいかかるかな?と聞くと「やってみないとわからないです」や、あれ?工期明日だけど終わるの?と聞くと「無理ですね」等、サラリーマンなら許されるかもしれないですが、一人親方であった個人事業主時代はそんなこと言わないよね?というような事が多々ありました。
朝9時頃に私が現場に行くと、工事をしているはずの、社員(元一人親方)がいない。
理由を聞くと「調子が悪かったので、コンビニのトイレ行ってました」(心の中で仮設トイレあるじゃん?)
午後16時頃に現場に行くと、社員(元一人親方)がいない。
携帯へ連絡をすると「今日は朝7時から仕事をしていたので、16時に帰りました」(心の中でタイムカード押してないじゃん?)
建築資材の納品があり、配達の方へ、現場にうちの社員(元一人親方)がいるので、渡しておいてくださいと伝えると、配達の方から「現場誰もいないんですがどうします?」と言われ、社員(元一人親方)に連絡すると、「お昼休みしないで工事していたので、今昼飯に出てました。すぐ現場戻ります」。
後日別の外注さんに確認をすると「あの社員(元一人親方)さん、休憩長いし、お昼長いし、社長や会社への愚痴すぐ言うし、注意したほうがいいよ」と言われましたが、それを指摘することにより「じゃー辞めますよ!」と言われそうで、「何れ社員だけでリノベーション工事、新築工事ができるように」の目標のタイムロスになると思い、言わずにただただ堪える日々でした。
そんな「堪える日々」が2年近く過ぎると社員(元一人親方)の一人から給料を上げてくれないですか?と言われ、「今のままの売り上げでは給料を上げる事はできないので、もっと効率を考え売り上げを気にしてくれませんか?」と伝えると、「これ以上は無理です。だって精一杯頑張ってますもん!」
「それではあなたよりも売り上げを上げている若い社員に顔向けができないので無理です」と伝えると「では退職します」
その社員(元一人親方)を皮切りに、最大で11人居た職人社員も全員辞め、現在(2024年1月)では、建築社員4人でハウスクリーニングと内装工事の自社施工を行っています。
あれほど拘った、「何れ社員だけでリノベーション工事、新築工事ができるように」はあきらめ(方向転換)、決まった協力業者さんと一緒にリノベーション工事、新築工事を受注して任せるベキ事は、協力業者さんに依頼する。
結果、工期の短縮(タイムコントロール)、工事内容(クオリティーコントロール)、金額(コストコントロール)が以前よりも格段にパワーアップしたように感じています。
ハウスメーカーや他社工務店は「自社施工ができない」のではなく、「効率が悪いからやらない」が正解だったのかもしれません。
「自社施工」を否定している訳ではなく、私には無理だったというお話です。
2024年のビジョン
久しぶりの投稿が長くなってしまいましたが、今後のビジョンとして「T’s GAREGE FURNITURE(ティーズガレージファニチャー)の世界観(デザイン、インテリアコーディネート)」×「ティーズオールワークスの下請けの経験+自社施工時代の失敗を糧とした現場管理、アフターフォロー」を売りに中古物件のリノベーション工事、店舗、オフィスの改装、新築規格住宅、新築注文住宅等を提供して行けるように、さらに進化できるように精進して行きたいと思います。