群馬県版 外壁塗装のうそ?!

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群馬県版 外壁塗装のうそ?!

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2019/11/20 群馬県版 外壁塗装のうそ?!

外壁塗装のウソとは?!

 

①訪問営業が来た

②外壁塗装のちらしがポストに入っていた

③外壁をよく見ると塗装が剥がれている

④外壁が汚い

⑤コーキングが割れてきた

⑥新築から20年ぐらい経ったのでそろそろ…

 

外壁塗装を塗り直そうと思ったきっかけは色々あるかと思いますが、上記の①~⑥に大体当てはまるのではないでしょうか?

①②は業者側から外壁塗装の提案が来るパターンで、③④⑤⑥はお客様が外壁の異変に気付き外壁塗装業者を探す形です。

 

①訪問営業が来た!のウソとは?!

訪問営業が突然家に来て外壁塗装をしたほうが良いと言われたが、その1社では不安なので他社の意見も聞きたい!

当社のように自社に塗装職人の社員が居て、「自社施工」をしている会社、業者は比較的訪問営業でもウソが少なく感じます。

ただ大手塗装会社やリフォーム業者のように自社施工ではなく、下請けに丸投げの会社は気を付けるべきです。

なぜかと言えば、自社施工をしない会社は「外壁塗装」をするのが目的ではなく「外壁塗装を請けて下請けに流す」が目的ですから下請けを叩いて安く工事をやらせて、利益を確保しようとします。

自社施工が出来る会社では社員の責任施工の意識も違いますが、安く安く叩かれた下請け業者は「手抜き」や「やっつけ仕事」を考えます。

 

「下請け業者に適正価格で外壁塗装を流す」

が出来れば「手抜き」や「やっつけ仕事」を行う下請け業者が減るでしょうし、それでもやる業者は淘汰されていくと思いますが、現実問題「下請け業者に適正価格で外壁塗装を流す」のは無理です!

群馬県内の建売住宅は2階建て延べ床30坪クラスが多く、新築から10年~15年後の外壁塗装の相場は60万円程度です(屋根塗装、コーキング、外壁補修等含まず)

 

社員による自社施工ができる会社

外壁塗装60万円の工事代内訳

足場代 15万円

材料代 10万円

労務費 23万円(15人工)

会社利益 12万

 

適正価格で下請けに流した場合

足場代 15万円

材料代 10万円

外注費 38万円(15人工)

会社利益 -3万円

↑自社施工できない会社が適正価格で下請けを使えない理由です

 

赤字では訪問営業をする意味ないですし、利益を確保するには↓これから説明する2パターンしか考えられません。

 

自社施工できない建築会社やリフォーム業者の場合

 

1.下請け業者を泣かせる

外壁塗装60万円の工事代内訳

足場代 15万円

材料代 10万円

外注費 18万円(12人工/1.5万円)

営業マン歩合 5万

会社利益 12万

 

2.外壁塗装代が相場より高く下請け業者を泣かせる

外壁塗装80万円の工事代内訳

足場代 15万円

材料代 10万円

外注費 18万円(12人工/1.5万円)

営業マン歩合 5万

会社利益 32万

ハウスメーカー、大手建設会社、工務店、ホームセンター、リフォーム業者はほとんど「2.外壁塗装代が相場より高く下請け業者を泣かせる」です。

 

②外壁塗装のちらしがポストに入っていた!のウソとは?!

基本的には①訪問営業が来た!と同じです。

自社施工ができれば社員による責任施工できちんとした外壁塗装を適正価格で行えますが、自社施工できない業者は下請け業者を叩いて、叩いて泣かせて工事を丸投げしますのでやはり「手抜き」や「やっつけ仕事」という流れになります。

 

本題です。何がウソなのか?!

 

Ⅰ.ポータルサイトや一括見積サイトで外壁塗装をしたほうが安くなる!

100%ウソです!ボータルサイトや一括見積サイトは、塗装会社やリフォーム会社が「加盟金」や「毎月のサイト使用料」や「紹介料」や「外壁塗装代の10%」等を運営側に支払いますので相場より安い訳がないのです。

必ず、100%、絶対に運営に支払っていますのでその分を外壁塗装代に予め上乗せします。

 

Ⅱ.自社施工のウソ

県内の塗装会社やリフォーム会社のチラシやホームページの会社概要を見ると職人3人、年間施工数200棟とあるのですが、ウソ?ですよね。

200棟÷12ヶ月÷職人3人=5.5棟/1ヵ月(無理です!)

県内のある塗装会社でその会社の作業着やヘルメットをかぶり「僕たちが心を込めて塗装しています」等をうたっている会社の下請けさんから聞きましたが、社員は全て営業と現場管理のみで塗装は全て下請けに流すと言っていました。

県内のある塗装会社のホームページに社員として掲載している塗装職人が自分たちみんな下請けですと言っていました。

 

Ⅲ.オリジナル塗料の嘘

〇〇共同開発!〇〇が認めた塗料!シリコンを超えた塗料!100%のウソではないですが…

日本の一流塗料メーカーの日本ペイントや関西ペイントは100年以上の歴史があり、数千万円から何十億円という開発費用をかけて塗料を開発しているのだと思います。

それをたかだか創業数年の塗装会社が作ったオリジナル塗料が超える訳がなく、オリジナル塗料だからメリットがあるというのは「嘘」でしょう。

そもそもそんなすごいオリジナル塗料を開発出来たのであれば外壁塗装をするよりも塗料メーカーとして販売したほうが断然儲かります。

もう一つ「オリジナル塗料」と言っているだけでただラベルを変えているだけの塗装屋さんもいるようですよ!笑

 

Ⅳ.そろそろ外壁塗装をしたほうがいいですね!のウソ

ウレタン、シリコン、ハイブリッド、フッ素、無機等数多くのメーカーが様々な成分の塗料を販売しています。

おおよその耐久年数はありますが、外壁塗装は施工方法や雨、風、太陽光の当たり方で大きく左右されますので新築から10年経ったから必ず外壁塗装をしなければならないわけではないです。

営業マンは仕事をとらないと売上にならないので、「新築から10年経ってたら外壁塗装をしないとあとあとお金がさらにかかってしまうこともありますよ!」と不安を煽る営業マンもいるそうです。

 

Ⅴ.10年保証をつけます!

塗料メーカーの「使用方法」を守った施工をすれば、一般的なシリコン塗料で「7年~9年」や「8年~10年」はだいたい持ちます。

使用方法を適正に守っているのに2年で剥げた、5年で剥げたとなった場合それは「塗料メーカー」に責任を持っていきますので、10年保証を付けている塗装会社は痛くも痒くもありません。

よく聞く話で10年保証が付いていたのに1年もしないうちに塗装が剥がれてきたのでクレームを言うと

塗装業者「これは人為的な剥がれなので保証は使えません!」

塗装業者「これは下地の外壁材が悪いので当社の責任ではありません!」

塗装業者「これは台風による天災なので保証対象外です!」

ウソ?ではないですが、あまり保証の意味がないのかなと思います。

 

※自社施工できないから悪徳業者ではありません。当社も下請けさんを使いますし、これから訪問営業も検討しています。

 

①ボータルサイトや一括見積サイトを活用すると安くなったとウソをつく

②下請けに丸投げするのに「自社施工」と嘘をつく

③外注さんをさも社員ですみたいに嘘をつく

④年間施工棟数を200棟と嘘をつく

こういった広告や宣伝が「外壁塗装のうそ」ではないでしょうか

 

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