外壁塗装について

株式会社 ティーズオールワークス

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外壁塗装について

当社が考える外壁塗装について

外壁塗装は「家を守るコーティング」!

 ティーズオールワークスでは外壁塗装を「家を守るコーティング」だと考えています。

 家の外壁や屋根は、雨、風、紫外線(太陽光)など様々な刺激にさらされており、何も保護しなければどんどん劣化し、汚れやひび割れ、雨漏りなどの原因となってしまいます。

それを防止するのが「外壁塗装」というわけです。

 しかし外壁塗装は様々な種類があり、また施工する業者によって工事代金も様々なため、「よく分からない」「そのうちやれば良いだろう」「とくかく安い業者で」と考えてしまいます。

そこで、

・外壁塗装は本当にやる必要があるのか?

・外壁塗装はどれくらいもつのか?

・外壁塗装の費用はどれくらいなのか?

 といった皆さまの疑問について、お答えしていきたいと思います。

【目次】

① 外壁塗装はなぜ必要なのか?

② 外壁塗装の塗替え時期について

③ 外壁塗装の費用はどれくらいかかる?

④ 外壁塗装の工事内容

⑤「10年保証は信用できる?」

⑥ 最後に外壁塗装で失敗しないためのアドバイス

① 外壁塗装はなぜ必要なのか?

 外壁を塗装する一番の目的は「劣化防止」です。

 もちろん外観を美しく保つことも目的の一つですが、夏は雨が多く湿度も高い、冬は冷たい風にさらされ、乾燥する等、日本の四季は外壁に対してとても過酷です。

 人間に例えるなら、夏の紫外線や台風を薄着で過ごし、冬の冷たい冷気に薄着で耐え、保湿クリームを塗らずに乾燥対策を何もしないようなものでしょうか。

 このように日本の四季は外壁にとって劣化速度を加速させる大敵です。

 その大敵から家を守るコーティングこそ劣化防止対策なのです。

①-2 外壁塗装を放っておくとどうなってしまう?

 外壁の塗装が古くなってくると、塗膜が硬くなり粉状になります。

 これをチョーキングといいます。

 一度チョーキングした塗膜は粉となりどんどん外壁から剥がれていきます。

 塗膜がなくなることにより、外壁の大敵である紫外線、雨風、乾燥等を直に受けることにより外壁は衰えてきます。

 さらに外壁自体が湿気を帯びるようになってしまいます。

 湿気を帯びた壁はふやけて伸び、そして乾燥すると縮みます。

 この湿気→壁が伸びる→乾燥→壁が縮むというサイクルによって、壁には細かいひび割れが入り、ひどくなると外壁に亀裂が入ってしまうことも。

 ひび割れた壁からは雨水等が浸入し、内部のコンクリートや柱などの木材を劣化させていきます。

 水分はがん細胞のように、建物をどんどん蝕んでいくのです。

 こうなってしまうともう外壁を塗装しただけでは対応できません。

 場合によっては外壁の下地補修工事や外壁材の貼り換え等が必要となり「数百万円」の費用がかかることもあります。

「外壁塗装をもっと早く頼めばよかった!」となってしまうのです。

② 外壁塗装の塗替え時期について

 外壁塗装の塗替え時期の目安は「約10年」です。

10年が経過すると、外見的にも色があせ、また先程ご説明したひび割れや亀裂等により「防水性の低下」が起きてきます。

 一度素手で外壁を触ってみて頂き、外壁の色が手に付くようであれば上記で説明した「チョーキング」している可能性が大きいので塗替え時期と言えるかもしれません。

②-2 外壁塗装の耐久年数は外壁材や塗料の種類によって違う!

 外壁塗装の耐久年数は、使っている外壁材や塗料の種類によっても変わってきます。

そこで、外壁材と塗料について説明してまいります。

②-3 外壁材の種類と耐用年数

一般的な住宅で用いられる外壁材は、「モルタル」「サイディング」「タイル」「ALC」の4種類が多く普及しています。

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②-4 耐火性に優れ、デザインの自由度が大きい「モルタル」

 モルタルとは、砂とセメントを混ぜ水でねったものです。

 素材的に耐火性に優れ、また左官職人によって「塗る」素材のため、どんな形状の外壁にも対応できるというメリットがあります。

 反面ひび割れによる雨水の侵入という弱点があるため、定期的なメンテナンスが欠かせません。

 耐用年数自体は技術がしっかりとしていれば30年程度と言われますが、5~10年に1度のメンテナンスが必要です。

②-5 高い耐久性を誇る「タイル」

 タイルは非常に固くて傷がつきにくく、また紫外線や雨風による経年劣化にもとても強いです。

 そのため正しく施工されていれば30年以上の耐用年数を誇ります。

 ただ継ぎ目にコーキング材を使用する必要があるため、コーキングが劣化するとそこから雨水が侵入し剥がれてしまうことがあります。

 そのためしっかりとした施工と10~15年に1回程度のメンテナンスは必要です。

②-6 断熱性・耐火性・耐久性に優れた「ALC」

 ALCは高温高圧で固めた軽量気泡コンクリートパネルです。

 気泡が入っているためコンクリートより軽く、サイディングに比べ耐火性、断熱性に優れていますがALC自体には防水性は殆どありません。

 その為外壁塗装は必須となります。

 しっかりとした塗装で仕上げてあればALCの耐用年数は60年程度と抜群ですが、塗装やコーキングのメンテナンスは10~15年に1回程度必要となります。

②-7 現在外壁材の主流となっている「サイディング」

 サイディングとは板状になった外壁材を総称したもので、窯業系(ようぎょうけい)、金属系、樹脂系、木質系に分かれます。

窯業系サイディング

 セメント質と繊維質などを原料とし、板状に固めたものです。

現在最も一般的に用いられています。

 コストが安く、施工が簡単というメリットがありますが、タイルのようになっているため継ぎ目に「コーキング材」を使用する必要があり、このコーキング部分の劣化をメンテナンスする必要があります。

 耐用年数は25年程ですが、7~8年に1回はメンテナンスが必要です。

金属系サイディング

 金属の板を加工・整形したもので、断熱材で裏打ちしてあります。

 金属製のため耐久年数は30年以上と長いのですが、やはりコーキングが必要なため、10~15年に1回はメンテナンスが必要となります。

・樹脂系サイディング

 塩化ビニル樹脂を成形したサイディングです。

 窯業系サイディングに比べ約1/10程度の重量と軽く、また酸性雨などに強いといった耐久性・耐候性も持ち合わせています。

 またサイディング同士をつなぎ合わせるオープンジョイント工法を採用しているためコーキングが不要となり、メンテナンス期間が長くなるというメリットがあります。

 耐用年数は30年以上、メンテナンスも10~20年に1回程度です。

 ただし火に弱く、耐火性能に劣るというデメリットがあります。

・木質系サイディング

 塗装した木材を使用したサイディングです。

 断熱性に優れ、木の温もりを感じられるというメリットがあります。

 不燃処理、腐食防止処理が施されているため、思うほど火や雨に弱いということはありません。

 ただ定期的に不燃処理、腐食防止処理などをしなければならないため、メンテナンスコストがかかるという点がデメリットとなります。

 耐用年数は10年、メンテナンスは5年に1回程度です。

②-8 塗料の種類と耐用年数

 外壁塗装に使用する塗料はさまざまな種類があり、耐久年数や単価も異なりますが、外壁塗装業者が勧める塗料は大きく分けて3種類です。

Ⅰ.フッ素系塗料

Ⅱ.シリコン系塗料

Ⅲ.ウレタン系塗料

 しかしこの3種類にも、溶剤系や水性系、1液タイプや2液タイプとありますので複雑ですが、なるべくわかりやすいように説明したいと思います。

※溶剤系、水性系、2液タイプ、1液タイプは後で詳しく説明しています。

②-9 主な塗料の種類

Ⅰ.フッ素塗料とは?

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 日本ペイントのフッ素系塗料

【ニッペ ファインフッソ】溶剤系 2液タイプ 単価4,160/1

【ニッペ 1液ファインフッソUV】溶剤系 1液タイプ 単価4,100/1

【パワーオーデフレッシュF】水性系 2液タイプ 単価4,440/1

【スーパーオーデフレッシュF】水性系 1液タイプ 単価3,720/1


Ⅱ.シリコン塗料とは?

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 日本ペイントのシリコン系塗料

【ファインSi】溶剤系 2液タイプ 単価2,800/1

【1液ファインシリコンセラUV】溶剤系 1液タイプ 単価2,770/1

【パワーオーデフレッシュSi】水性系 2液タイプ 単価4,020/1

【オーデフレッシュSi100 Ⅲ】水性系 1液タイプ 単価3,020/1


Ⅲ.ウレタン塗料とは?

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 日本ペイントのウレタン系塗料

【ファインウレタンU100】溶剤系 2液タイプ 単価2,680/1

【1液ファインウレタンU100】溶剤系 1液タイプ 単価2,510/1

【オーデフレッシュU100Ⅱ】水性系 1液タイプ 単価2,740/1

【水性ファインウレタンU100】水性系 1液タイプ 単価2,590/1



②-10 溶剤系塗料と水性系塗料の違い

 溶剤とは塗料を希釈(薄める)する液体のことを言います。例えば、2液のシリコンやウレタンの溶剤はシンナーで、水性のシリコン、ウレタンの溶剤は水になります。

 ただ、外壁塗装の場合は、シンナーで希釈する塗料の事を溶剤系、水で希釈する塗料の事を水性系と言うことが多いです。

2液塗料と1液塗料の違い

 塗料を硬化させる方法の違いです。2液の場合は硬化材と言う液体を現場で混合させ塗料を硬化させます。

 1液の場合は塗料に予め硬化剤が入っている為、現場で混合させる必要がありません。

2液塗料と1液塗料のメリット、デメリット

 2液塗料のメリットは密着性、耐久性に優れ、剥がれずらく、長持ちします。

 デメリットは塗料代が高く、現場で硬化剤と混合させる為、手間暇がかかりますので必然的に工事代も上がります。

 1液のメリットは材料代が安く、現場で硬化剤を混合させる必要がないので工事代が安く抑えられます。

 デメリットは2液塗料に比べ、密着性、耐久性で劣りますので2年~4年程度早く塗りなおしが必要となります。


 フッ素系、シリコン系、ウレタン系にも溶剤や水性、1液や2液と種類が豊富で、耐久年数も住宅環境により大きく変動します。

 例えば軒が出ていて、雨が当らない住宅と軒が無く外壁が常に雨にさらされる住宅では前者のほうが外壁塗装が長持ちします。

 ウレタン系塗料→シリコン系塗料→フッ素系塗料と耐久年数も上がっていきますが、1液水性フッ素系塗料よりも2液水性シリコン塗料のほうが単価が高く、レベルも上のランクとなります。

②-11 外壁塗装の色と耐久年数の関係

 外壁の色は明るいほうが遮熱効果があり、暗くなると遮熱効果が弱くなります。

 遮熱効果が高ければ、塗膜の耐久年数が延び外壁の傷みも軽減することから遮熱効果の高い明るい色が好まれます。

 光沢も重要で、光沢が強いと塗膜の凹凸が少なく汚れをより多く弾きます。

 光沢が弱いと凹凸が多くなり雨やほこり、砂等が塗膜にとどまりやすくなりますので汚れが目立ちます。

 極端に言うと「真っ白でぴっかぴかの外壁塗装か、真っ黒で光沢の無いマッドな外壁塗装」が対極です。

 しかし暗い外壁塗装はそもそも汚れが目立ちにくいので最近では、黒やダークグレー、ダークブラウン等の色で高級感やモダンな雰囲気をだしたり、明るい色と組み合わせて、アクセントに暗い色を塗装するのも人気です。

③ 外壁塗装の費用はどれくらいかかる?

 外壁塗装の費用は使用する塗料によって変わってきます。

 延床面積100㎡/30坪の2階建ての一軒家  外壁材はサイディングをした場合の「足場設置、高圧洗浄、外壁塗装、付帯設備塗装」の費用目安は以下のとおりです。

(防水工事、屋根塗装は含まれていません)

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③-2 当社おすすめの塗料

Ⅰ.日本ペイント パーフェクトトップ 単価3,000円/1㎡ 1液水性ラジカル制御形ハイブリッド高耐候性塗料 おすすめ度・・・☆☆☆☆☆ 「一押し」

 パーフェクトトップは、塗装を劣化させるエネルギーである「ラジカル」を発生させる「酸化チタン」を制御する「ラジカル制御型」の塗料です。

 ラジカル制御を取り入れたパーフェクトトップは、通常のシリコン塗料、アクリル塗料に比べ、紫外線劣化に対する耐久力が段違いに高く、また外壁の見た目を悪くする「藻」や「かび」を防ぐ機能もあります。

「とにかく長期間建物を保護したい!」という方に最適です。

Ⅱ.エスケー化研 水性セラミシリコン 単価2,500円/1㎡ 超耐久低汚染型1液水性セラミックシリコン樹脂塗料 おすすめ度・・・☆☆☆☆ 「人気No1」

 水性セラミシリコンはシリコン系の塗料で、紫外線、湿気などに強く、建物を長期間保護します。

 また大気中の粉塵や排気ガスを寄せ付けないため、建物の汚れを防ぐことが可能です。

 価格と耐久性のバランスが良いため、どんな方にもおすすめしやすい塗料です。

Ⅲ.関西ペイント コスモレタン 単価2,100円/1㎡ 1液水性反応硬化型ウレタン樹脂塗料 おすすめ度・・・☆☆☆ 「価格重視」

 水性のウレタン樹脂塗料で、防カビ、防藻、低臭、安価と予算を低く抑えるならこちらです。溶剤系ウレタン塗料やシリコン塗料に比べると耐久性が劣りますが、材料代は安く抑えられ、1液の為職人の手間も容易です。

Ⅳ.日本ペイント ファインウレタンU100 単価2,680円/1㎡ ターペン可溶2液形ポリウレタン樹脂塗料 おすすめ度・・・☆☆☆ 「安心を求めるなら」

 ファインウレタンU100は、外壁材を選ばず、ほとんどの外壁に塗装を行うことができます。

 シリコン系よりも安価ですが、1液のシリコンよりもレベルが上で、耐久年数も多く、実績のあるとても優秀な塗料です。

④ 外壁塗装の工事内容について

外壁塗装の工事は以下のような順番で進んでいきます。

◇ 足場、仮設トイレ設置

◇ 高圧洗浄

◇ 屋根塗装

◇ コーキングの打ち替え

◇ 付帯部塗装(破風、水切り、帯、庇等の鉄部、木部)の下塗り

◇ 窓回りや基礎部の養生

◇ 軒天の塗装塗替え

◇ 外壁塗装の塗替え下塗り

◇ 外壁塗装の塗替え中塗り

◇ 外壁塗装の塗替え上塗り

◇ 養生撤去

◇ 付帯部塗装(破風、水切り、帯、庇等の鉄部、木部)の上塗り

◇ 雨樋、雨戸、戸袋の塗装

◇ タッチアップ補修等の手直し

◇ 足場、仮設トイレの撤去

◇ 現場清掃

⑤ 「10年保証は信用できる?」

名ばかりの「10年保証」を信用しない

 保証期間中に外壁塗装が劣化して、再塗装をするとなれば最低でも50~60万円の費用がかかります。

 このような金額を負担していたら塗装業者は大赤字となってしまうため、実際には様々な条件が付けられています。

・台風や大雨などの自然災害で劣化したものは対象外

・以前に塗装したときの業者の不備で発生した劣化は対象外

・お客様が選んだ安い塗料が原因で発生した劣化は対象外

 このように、「あ、これは自然劣化ですね」「前に塗装した業者のやり方が悪かったみたいです」と言われ、結局保証されないケースが多いのです。

 そして「保証対象外ですが、特別にお安くしておきますよ」といって結局保証が適用されないケースがほとんどです。

 ではなぜ大手塗装業者等は「自社保証」をつけるのでしょうか?

 それは単純に塗料メーカーが指定する施工方法を守れば保証期間内に自然と剥がれたり、劣化することがないからです。

 大手塗装業者で保証期間内に自然と塗装が剥げ、お客様がクレームを言ったところ、しっかりとした説明はなかったが、無料で塗り直しをしてくれたそうですが、おそらく下請け業者へ丸投げで、手抜き工事をされたか、メーカーが推奨している施工方法をしなかったかではないでしょうか。

 それでも保証がほしい方は、契約時には条件などの契約内容をしっかりと確認しておくことが重要です。

⑥ 最後に外壁塗装で失敗しないためのアドバイス

⑥-1 訪問販売に気を付ける

 訪問販売の全てが悪質というわけではないですが、巧みな話術で契約を迫り、訪問したその日のうちに契約させるような業者の場合、注意が必要です。

 外壁塗装の劣化を大げさに話して不安をあおり、値引きをちらつかせて契約させるのが悪質業者の手口です。

 「本日契約して頂けたら、通常150万円の外壁塗装を120万円に値引きします!」

 このような業者が来たら即決はせずに、ご家族や友人に相談してみましょう。

 もちろん弊社にご相談頂いても問題ありません。


⑥-2 家の劣化状況や予算に応じて外壁塗装の種類を決める

 まだ十分に機能する塗装なのに、業者から勧められて外壁塗装をすることはありません。

 上で説明した塗装の耐久年数などを参考にして、塗装するべき時期に作業を依頼してください。

 また建物の劣化状況や予算に応じて外壁塗装の種類を決めることも重要です。

 日当たりがよく、紫外線による劣化が激しい場合は耐久性の高い塗料を選ぶべきですし、逆に特に必要がないのに高い塗料を選ぶことはありません。

 日当たりが悪いのに高級な遮熱塗料を使う意味はあまりないでしょう。


⑥-3 費用の先払いはしない

 費用を先払いしてしまうと、作業をせずに業者に逃げられてしまうリスクが高まります。

 良心的な業者であれば作業完了後、依頼主の確認をしっかりと終えてから請求するのが通常のケースです。

 外壁塗装費用は作業終了後の支払いを選ぶようにしてください。


⑥-4 ご近所への挨拶は念入りに

 外壁塗装の作業をする場合は、ご近所へきちんとした挨拶回りをしておくことをおすすめします。

 外壁塗装作業の場合、一般的な「足場を組み立てる音がうるさい」といった苦情の他、「塗料のニオイが臭い」「高圧洗浄機の水が飛んできた」といったクレームもあります。

 ニオイなどは意外と遠くまで広がるため、向こう三軒両隣だけではなく、周辺箇所まで挨拶回りをしておくと安心です。


⑥-5 塗装工事を下請け・外注に出す業者はトラブルになることも

 自分のところでは契約だけを取り付け、実際の作業は下請けや外注に出す業者には注意が必要です。

 依頼と違う塗料を使われたり、希望する色とは違っていた場合など、業者にクレームを入れると「下請けに直接聞いてください」と言われ、下請け業者に連絡すると「私達は指示を受けてやっているだけですから」と言われ、いわゆる「たらい回し」にされてしまうことがあります。

 大手ハウスメーカーや大手塗装業者、リフォーム業者等は工事を下請け業者や個人の職人に丸投げするケースがほとんどです。

 お客様が支払う外壁塗装の総額が150万円だとしたら、下請け業者が受け取れる金額は良くて50万円程度です。

 まともな材料を使用して、本来の手順で施工していたら、赤字になってしまいます。

 その為、安い材料で、3回塗りのところを2回塗りで済ませたり、手間のかかる作業をはぶく、いわゆる「手抜き工事」となっていくことがあります。

 このようなケースが心配な場合は、全て自社で作業をする業者を選ぶ事をお勧めします。


⑥-6 当社オリジナル塗料を使います!は気を付けて

 ハウスメーカーや大手塗装業者が売りにしている「当社オリジナル塗料」は注意してください。

 大手塗料メーカーに使用料を払い、ラベルだけオリジナルにしているケースがほとんどです。

 塗料メーカの最大手である、日本ペイントが1881年創業、同じく大手の関西ペイントが1918年創業と100年以上の実績があり、莫大な費用をかけ開発された塗料に勝るオリジナル塗料を作れるとはとても思えません。

 もしかりに日本ペイントや関西ペイントよりすぐれた塗料を開発できたとしたら、「オリジナル塗料」を売りに外壁塗装の工事を受注するよりも、塗料メーカーとして販売したほうが間違いなく利益を上げられるでしょう。

 ホームセンターに置いてある、オリジナル塗料を見て下さい。

 表のラベルはホームセンターになっていますが、裏にはきちんと塗料メーカの名前が入っています。

 ではなぜ、オリジナル塗料にこだわるのでしょうか?

 ハウスメーカーの場合、自社で新築した住宅に5年、10年、15年と定期的に訪問し、リフォーム工事の提案をしてきます。

 その際に「当社の外壁材はオリジナルの為、専用に開発したオリジナル塗料でないとかすれてしまったり、はがれやすくなったりします。オリジナル塗料は他社に販売しませんので、お客様の外壁塗装は、当社の下請け業者しかできないのです。他社の塗装業者はやめたほうがいいですよ!」と言われる事があるそうです。

 次に大手塗料メーカーの塗料は「設計単価」や「材工価格」という1平米あたりの施工単価を提示しています。

 オリジナル塗料となれば、塗料メーカの設計単価や材工価格を無視して、自由に施工単価を決められるので、本当の設計単価は、3,000円/1㎡なのに、オリジナル塗料として、3,500円/1㎡としたり、逆に「他社は3,000円/1㎡ですが、当社はオリジナル塗料を使うので、2,500円/1㎡でいいですよ!」と営業トークをするリフォーム会社や、塗装業者もあるそうです。


⑥-7 手抜き工事防止の為、中塗りと上塗りの色を変えています!の注意点

 外壁塗装は、下塗り、中塗り、上塗りと3回塗装するのが一般的ですが、中塗りと上塗りは同じ色を使用するので「本当に中塗りしたの?」「実際は2回しか塗ってないんじゃない?」と思われるお客様もいます。

 その為、中塗りに黒い塗料を塗装して証拠写真を取り、上塗りに白い塗料を塗装することによりうちはしっかりと3回塗装していますよ!とアピールしたい気持ちもわかりますが、中塗り、上塗りの色替えはデメリットも多くあります。

 塗装は必ず劣化しますので、年数が経つと、上塗りした塗料が剥がれてきて、中塗りの塗料が出てきます。上塗りは均一に劣化してくれないのでまだらになりムラが目立ちます

 次に色が同じであれば、中塗りに使用した塗料が余っても、そのまま上塗りで使えますが、色替えしていたら余った中塗り塗料は使用できませんのでロスが出て、職人の手間もかかります。

 ロスが出たり、職人の手間が増えれば工事代も上がってしまいます。

 外壁塗装で重要な、耐久年数に関わる、「密着性」も落ちると言われています。

 同じメーカーで、同じ種類の材料であっても色を変えることにより若干の成分が変わります。すると異なる色を重ねるよりも、同じ色を重ねたほうが、密着性は増すそうです。


外壁塗装で失敗しないためのアドバイスまとめ

1.訪問販売の営業が来たら即決せず、家族や友人に相談するほうがよい。

2.塗料の種類は適当に決めず、自分でも調べて決定したほうがよい。

3.工事代金は工事完了後に納得した上で支払ったほうがよい。

4.工事前に必ず近隣に挨拶に行ったほうがよい。

5.外壁塗装は自社で施工するのか確認をしたほうがよい。

6.オリジナル塗料は気にしないほうがよい。

7.中塗りと上塗りの色替えはしないほうがよい。

 

 以上で当社が考える外壁塗装についてを終わりにします。

外壁塗装はとても高額ですが、必ず定期的に塗り替えるべきです。

その為、業者選びは慎重になるかと思いますが、当社に外壁塗装をお任せ頂ければ絶対に後悔させません!

是非一度ご相談ください。


群馬県内の外壁塗装は自社施工の当社にお任せください。

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